■文章を書くときに
自然と出てくるのが、
自分が「読んでいる」文章です。
書き手の言い回しの癖は
それまで、読んできた文章
それまで、口にしてきた文章
それまで、書いてきた文章
その時の、頭の中の思考
が出ます。
■これは隠そうとしても
隠しきれるものではありません。
FacebookやTwitterの
投稿やコメントから
あーこの人はこんなことを考える人
と言うのは透けて見えてきます。
■ネットの文字としての人格と
実際に会ったときの人格は
ちょっと違って、多くの場合
実際に会うと優しい印象を
持ちますが、
にしても基本的な思考は
変わりません。
■ですから、良い文章を書くには
良い文章だなと思う人の文章を
大量に読むことが大事です。
■特に良いと言われているものに
「写経」と言うものがあります。
良いと思った文章を一字一句
そのままノートに書いたり
パソコンに打ち込むのです。
■同じ文章を何度も打ち込んでいると
その文章が自然と自分の
中に染み込んで行きます。
言葉の使い方、語尾、
比喩表現、句読点の打ち方
文章のリズム。
そんなものが自然と
身につきます。
■写経は時間も掛かるのですが
やったらやっただけ
身につきます。
写経はせずとも
好きな文章は何度も
読んでいるとそれだけで
その人の思考や、
文章の癖が身について
くるんですよね。
■好きな文章や好きな人の文章は
頭の中に入るように
繰り返し触れてみて下さい。
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<今日のしつもん>
誰の文章が好きですか?
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