本日のテーマ
フィンランドの教育で重視されている
3つのこと。
フィンランドの教育に関するセミナー
昨日はかもめ大学の高坂翔輔さん主宰の
フィンランドで学んだ教育に関するセミナーに
行ってきました。
スピーカーのヒルトゥネン久美子さんは
在フィンランド21年。フィンランド人の旦那さん
と成人した息子さんを育てながら、実際に
フィンランドの教育を体感なさってきました。
他人との違いを認める
まず最初のキーワードは
違いを認める
久美子さんは
個々を尊重しながらのびのびと育てる。
違いを認め、異なることを恥としない
とお話なさっていました。
ともすれば、日本では「他人だったら」
「普通だったら」「あの人だったら」
と何かと比較することが多いと思います。
私も今でもそう考えることが多く
まずいまずいと思うこと多いです。
しかしフィンランドでは、とにかく
「自分は自分。他人と違う」
ことを明確にしているようです。
自分で考える
2つ目のキーワードは
自分で考える
他人と違うことが身についてきたら
次は「自分で考えること」を重要視
しているように感じました。
例えば、20万円を必要とする事業をするのに
子供の頃から、市長さんにプレゼンをすると
言う事があったそうです。
日本ではそう言う場面は想定できませんが
大人が、子供を一人の人間として扱い
「自分で考えること」を育んでいるように
感じました。
自分で決める
そして3つ目は
自分で決める
中学高校の義務教育があると
高校に行くか?職業学校に行くか?
生徒が決めます。
高校→大学に行ったから高給取りと
いうこともなく、職業学校に行って
大卒よりもいいお給料を貰う例も
フィンランドではふつうのコト。
よって、子供はかなり小さい時から
自分は将来何をやりたいのか?
を考えることが自然となされています。
そして中学卒業と同時にある程度の
決断を求められます。
まとめ
フィンランドの教育のお話を聞いて
とにかく感じたのは、
- 他人を認める
- 自分で考える
- 自分で決める
と言う点です。普通はとは一般的に
とか答えが無いのがフィンランドの教育。
これは今の日本に最も
必要とされている事なのでは?
と思います。
あとがき
フィンランドのお話はまだまだ
面白い点と気付きがいっぱいありました。
明日も続けますね。