本日のテーマ
基本と原則の世界
ドラッカーの言葉
藤田さんが、ドラッカースクールに
留学するきっかけの一つは以下の言葉
だったそうです。
いかに余儀なくみえようとも、またいかに風潮になっていようとも、
基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻する
これも当たり前と言えば当たり前。
しかし、世の中生きていると
この基本と原則に合わないコトが
まかり通っている。
そんなコトを感じます。
例えば
顧客第一。私は一つの基本だと
思っています。しかし、多くの会社で
顧客の前に、社内手続きに
非常に多くの労力を使い
顧客にたどり着くまでに
息切れ。
こんな例は本当によく
聞く話なのです。
それでも基本と原則に立ち戻りたい
今の世の中、基本と原則に
則らずに動いていることが
とても多いと感じています。
それが破綻しないために、
屁理屈に近い 理由をあたかも
基本のように説き、洗脳している。
そんなことがとても多いように思います。
私自身ほんの2年前まで自分の考えは
常識的であり、基本的だと思っていました。
しかし今になってみれば、色んな呪縛に
捕らわれた
偽りの基本と原則
を頼りに、ずっと働いていたように
思います。
それに気付いた今、今一度
本当の基本と原則
に立ち戻りたいのです。
人それぞれの基本と原則
基本と原則と言ったって、
世界72億人共通の原則なんて
実はあまり多くないと思っています。
同じ日本人だって、共通点よりも
相違点の方がずっと多い気がします。
と言う事は、自分の基本と原則は
自分で作り上げるしかないのです。
それは生まれた国、家庭と言う
選択できない要因と、その後の環境、学校、
教育、友人、会社等々、ある程度
選ぶことが出来る要因から成り立ちます。
自分が学び、そこから思考したことが
長い年月かけて醸造され、今の自分に
結実します。
だからこそ、学び、自分で思考しなければ
ならないのです。
これが
マネジメントはリベラルアーツである
といわれる所以である。
そう理解しました。
まとめ
人間が心地よく生きるには、基本と原則に
則った世界が生きやすいと思います。
しかし自分の基本と原則は、残念ながら
本当に基本と原則とは限らない。
日々、色んな価値観、思想、言葉、風景、
自然、友人、ありとあらゆるものに触れ
自分の基本と原則を構築するのです。
あとがき
昨日はThe Wave塾22期最終日。
何か毎週ある気がしているので、少し寂しくもあり。
でも本当に良いご縁、出会いがあり本当に
ありがたいです。