サービスの値付けは「覚悟」の値段
今日は
サービスの値付けとは「自分の覚悟」の値段
と言うお話。
値付けって難しい
過去に数回セミナーを開催したことがあるんですが
有料のセミナーの値付けって難しいんです。
多くの人に来て欲しいじゃないですか?
来なかったら寂しいですもんね。
だけど場所代、準備にかかった時間やお金。
モノによっては、じっくりとモノを考えたりする時間や
エネルギーもあります。
過去にお金を払って得た経験だって
そのコストですしね。
例えば
とある読書会を開催すると・・・
- 日程はいつにするか?
- 場所はどうするか?
- どう告知するか?
- 何人にすると効果的か?
- どんな本を取り上げるか?
- どうやって進めるか?
- 入金はどうするか?
- アンケートも取りたい。
- 本を読む時間も必要
- お互いにどうやって本の学びをシェアするか?
- 参加者の問い合わせ対応
などやることは一杯あります。
- 準備の時間
- 心労(お客さん来るかな?)
- 過去の読書会に至までの経験
などを金額にしたら、例えば5000円取りたいと
思うかもしれません。
値付けのセンスは作られて行くモノなのですが・・・
値付けのセンスと言うのは、回を重ねる毎に
判ってくる様な気がするのですが
同じ人が開催する場合は、前回の値段が
基準となってしまいますよね。
最初の値付けと言うのは、結構大切なのだと
思います。
もちろん、サービスを進化させたり、
値付けのテクニック的なモノはあると思いますが
最初1000円だったものを10万円にするのは難しいです。
最後は覚悟
結局最後はそのサービスにどれだけの
覚悟
があるか?だと思うんです。
お金を支払ってくださる方に
これだけのご利益を提供する!!
と言う覚悟。それは
- 気持ちよさだったり
- 心地よさだったり
- 笑いだったり、
- 気付きだったり
- 心の変容だったり
- 身体の変容だったり
- 技術だったり
- きっかけだったり
- 時間短縮だったり
- 安心だったり
するわけですが、それをどれだけの
持って帰って貰えるか?
価値を認めて貰えるか?
それをどれだけ担保するか?
その覚悟だと思うんです。
当然自分サイドの負担も増えますね。
値段は相手の覚悟も促す
そして面白いことに、その値段は
相手の覚悟
をも時には表します。
そのサービスの値段が高ければ
買う方もそれなりの覚悟が必要です。
モノによっては、自分にも相当の
心や時間や身体の負担になる事もあります。
その負担を乗り越えた先に得られるモノを
求めてお申し込み下さるのです。
逆に言えば、自分が対象とするお客様像を
ある程度、表現する手段でもあるのです。
まとめ
サービスの値付けとは、自分の覚悟と
相手の覚悟を促すんですね。
値段が高くなればそれだけ、自分の負担も
増えます。
しかし自分がそのサービスを提供したいと
言う「思い」があれば、そのサービスが
「素晴らしい」と言う信念があれば
その負担は学びになるし、そもそも
自分が時間を注ぎ込みたい対象であるはず。
つまり「心震えている」はず。
そんな「心震える」対象を探し
「覚悟」を決めて取り組むことで
自分が納得いく値付けが出来るのだと思います。
あとがき
今日は2回目の青山コーチのパーソナルセッション。
久しぶりに30分のジョグ。気持ちの良いものですね(^_^)