ヤンゴン記 06 シエダゴン・パゴダ
昨晩の興奮もさめやらぬ
翌日、いつもの通り3分遅れで
KGYがやってきた。
この男、大体いつもぎりぎりアウト(笑)
こっちも予定通りで問題なし。
まずはシエダゴン・バゴダ。
寺院である。タクシーで到着。
中は裸足で歩く。
大きな屋根に覆われた
階段を上っていく。
両脇には寺院にまつわるお店が
軒を連ねる。朝8時前だが
多くの人がその階段を上っている。
寺院に着くとそこには大きな
金色の塔が姿を現す。
荘厳であり、雄大であり、神聖である。
大理石(?)で敷き詰められた
境内はひんやりとして気持ちよい。
金色のメインの建物以外にも
無数の金色の仏像や建物がある。
今まで金色の装飾品はあまり
好きでは無かった。
きらびやかすぎるし、品が無いように
感じていた。
しかしここに来てちょっと金に
対するイメージが変わった。
これだけ金色に囲まれると
気持ちよいし、エネルギーを感じる。
自分の生まれた日の曜日に応じて
お祈りするところが決まっている。
KGYがiPhoneのカレンダーアプリで
46年分さかのぼって調べてくれた。
木曜日。
半導体君は月曜日、KGY、私は木曜日。
それぞれの場所で、周りの人の真似をして
お祈りをし、そして瞑想をした。
SIY受講後、瞑想を時々するが、
この場所で瞑想をしない手は無いと思った。
日々の雑念を一瞬でも忘れ、呼吸に集中する。
意識は飛び、また戻す。これを繰り返す。
今でも瞑想は「するもの」だけど、
ここでは「したくなる」場所だった。