言葉の外にあるものが勝負を分ける時代

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今日は

言葉の外にあるものが勝負を分ける時代

と言うお話し。

 

言葉と感性

ここ数日書いてますが

感性と言語の世界を行き来する意識を持とう

言語化バカにならないように

もう、言葉で語れるもので
勝負出来るものは出尽くしている
のではないか?

そう感じます。

その背景にあるものこそが
より大事になってくる気がします。

と言うか、気づいている人は
ずっと昔からそこで勝負をしている。

 

クリエーターと呼ばれる人々

数字とか、論理とかで計り辛い
ものを売っている人がいます。

ミュージシャン、画家、音楽家
デザイナー、彫刻家、建築家、
作家、漫才師、香りを作る人、などなど。

例えばミュージシャン、同じロックを
やっていても売れる人、売れない人
の差は歴然です。

売れる人の新曲はやっぱり良い。
彼ら、彼女らは音というものを
きいて心地よいものや、何か
印象的なものとはどんなものか?

と言うのは意識的にか、無意識にか?
それはわかりませんがそれを紡ぎ出して
音にしていると想像します。

無論、売れるコード進行などの
基本はご存じでしょう。でも、これは
売れるからとやっていると言うよりは
何かしらの言語外の価値基準で
作っていると思うのです。

 

感覚を視覚化、数値化するのは難しい

いずれ、もしかしたら既にやっている
学者はいるかもしれません。

でも普通に考えれば感覚を視覚化
数値化もしくは言語化するのはとても
難しい。

仮に言語化してみてもそれの本意が
伝わるとは私には思えません。

唯一伝わるのは、「これ良いでしょ?」
「いいね!!」と言う言葉でしか語れない
共通の感覚でしか無いのです。

 

でもそこに今後のヒントがある様な気がしてならない

冒頭でも書いたように言語化
出来るもので今後勝負できるものは
ほぼ出尽くした気がします。

でも数値化、言語化、視覚化するのが
難しい分野のものは、まだまだ可能性が
あると思うのです。

あるモノ、音、感覚、臭い、心を動かすモノ
感情、の中で、人の心に直接訴えかけるモノ
は現時点で売れるルール、法則は、
言語化出来るモノと比べたらまだまだ少なく

しかし、人の心に訴えかけるモノ。

モノが溢れ、モノでは心が満たされない
事を悟ってきた人間が行き着くのも
きっと心に訴えかけるモノ。

そんな時代だからこそ、言語化出来ない
モノに対して少しでも敏感でありたい。

そう思うのです。

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