右脳派とか左脳派とかあるようで無い気がする件
僕がお話を聞いてて凄くお話が上手だなぁと思っていても、ご本人は直感で生きるタイプ。と言う人がいます。
逆に、ご本人は左脳派とおっしゃるのに、とてもご自身の感情を豊かに表現する方もいます。
実は僕は左脳派だと思ってましたが、大事な決断ほど、直感でいていることに気付きました。
そもそも、僕らが使っている右脳派とか左脳派とか主観の域
そもそも、右脳とか左脳とか特に定義があるわけでは無いですよね?何となく論理的、感覚的って思っている。
でも、一人の人でも、あるところでは、感情を豊かに表現していても、他のところでは、感情押し殺しているって事はよくあると思います。
特に組織の中にいて、感情を出していると苦しい人も沢山いるでしょうから、そんな人は、組織の中では、周りの人に合わせると言うことを頭を使ってしています。
大事なのは今どちらで思考しているか認識できていること。
思考でも、感情でもどちらでもいいと思うのですが、大事なのは、今の判断はどちらでしているのか?を認識できていることだと思うのです。
と言うのも、自分が自分の感情だと思っていた事が、実は思ったことを、外部の人に合わせて頭で考え直してから話しをしている。そんな人が沢山お見かけするからです。
頭で考えた事って凄く綺麗なのですが、なんか綺麗すぎるんですよね。実はその前に何か心に一瞬よぎったものがあると思うのですが、それをすぐに頭で考え直すので、それが本心だと思っている。
そんな人が良くいます。
自分の感情からの言葉か?頭で考えた言葉か?が判っていると、その使い分けが出来る様になります。
感情からの決断がとても大事
物事の決断って、感情から来たものの方が基本上手く行く気がします。これは当てずっぽうな決断なのでは無くて、過去の膨大なる経験から、その瞬間に自分で良いと思う決断をしているのだと思います。
僕も振り返って見れば、
- かなり高額の鍼灸院に行ったのも
- シンガポールに行ったのも
- かなり高額の自己啓発セミナーに行ったのも(しかも4つくらい行ってます)
- 会社を辞めたのも
色々な決断って、それは理屈では無くて、感情や自然の流れだったりします。高額のものってそんなの払って価値あるの?って言う声がいつも聞こえていました。
会社だって辞めてお給料どうするの?っていつも思っていました。
でも決断して正解だったと思うのですよね。
そして上手く行っている人ほど、直感を大事にしています。
言葉に出来ないから右脳派って訳ではない気がします
言葉に出来ない。って良く聞くんですよね。でも、そもそも感情を100%言葉にするコトって出来ません。どんなに言語化が得意な人でも。
ただ、それを表現しようとしているか?いないか?だと思うのです。言葉って便利だけど、全てでは無いのですよね。その言葉の回りにはその100倍1000倍の事柄があります。
言葉で表現出来ないから、表現するコトをしないのか?それでも1%でも良いから伝えようとするか?だと思うのです。
僕は伝えたら、その1%の情報から、言葉の受け手が自分の過去の経験で想像を膨らますことが出来ると思っています。そしてそれで充分だと思うのです。
最初は伝わらなくても、伝えようとすればそれは慣れの問題で段々と伝わる様になります。
人間は誰しも、右脳的な側面も左脳的な側面も持っています。だからどちらか?が大事なのでは無くて、今、自分がどちらの思考をしているか?が認識できるようになっていたら良いと思うのです。
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