今回のムンバイの印象を一言で言えば、やはり『混沌』
混沌
この短い滞在で感じたムンバイの印象を
ひと言で言えば「混沌」
- Visa on Arrivalの取得
- 空港でのタクシーの客引き
- 信号のない交差点
- けたたましいクラクション
- 車と人の洪水
etc…
ホーチミンやジャカルタでも
同様の印象を持ったので、
免疫はある方だと思うけど
ここムンバイのはレベルが上
奥が深い。
自然とカラダに緊張感が走り
守りの体制を整える自分がそこにいた。
普段住み慣れたシンガポールや日本と
言う環境にどれだけ守られているのか?
を感じずにはいられない。
ムンバイ視察
翌日は倉富さんが私の意図を
察してくれて、色んな階級の
人たちが住む場所へ連れて行ってくれた。
海辺に住む漁師達。これだけの言葉なら
日本の漁村を思い浮かべるだろうが
漁船が海にいくつも浮かび、
ゴミに溢れ、その横に魚が無造作に置いてあり
可愛らしい少女たちに物乞いをされる。
その景色の向こうに立ち並ぶ立派な建物
との対比はまさしく「混沌」
その後、まだ人気の少ない街を歩き
Gate of Indiaと呼ばれる観光地から
Elephanta Islandの世界遺産へ。
戻って、欧米人に有名なCafeで食事。
2006年のテロで標的にされたとCafeだと聞いた
時は、複雑な想いが心を過ぎる。
Dhobi Ghat
そして今回のハイライト
Dhobi ghat。洗濯場と言う意味。
そのエリア一体が大きなクリーニング工場
とでも言えばよいのか?
ムンバイエリアのホテルや向上などと
提携してクリーニング業務を請け負っている。
どんなビジネスモデルかは良く判らないけど
そこにいる人は朝からひたすら洗濯、干して、
アイロン掛けて、配達/集配。
案内してくれた人に寄れば、夜は1万人が
そこに暮らしているという。誇張はあると思うが・・・
夕方のそこにはホッとした雰囲気を
感じたりもしたが、そこにある世界を
自分が持っている常識などでは
とてもじゃないけど咀嚼できない。
そんな世界がインドの1つの面として姿を現す。