異国の地に友が居る有り難さ

Yuhei Kuratomi

異国の地の友

ムンバイには、鮒谷道場生の倉富雄平さんに
会いに行きました。

彼はまだ赴任して1ヶ月ちょっとですが、
今回の旅は彼のお陰でとても充実したものに
なったのです。

以前から行きたいと思っていたインド

もう20年以上も前、卒業旅行はインドに行く予定でした。
しかし当時の情勢は決して良いものでは無く、
ネパールに変更したのです。

それ以来、気にはなっていたが中々訪れるチャンスが
ありませんでした。

インド人との繋がり

ここ数年、仕事上で何人ものとても優秀な
インド人と仕事をしてきました。

彼らのリーダークラスの人間は、人柄も仕事ぶりも
クレバーさも、そして日本人への理解も本当に
素晴らしいのです。

そんな彼らを訪ねて一度行ってみたいと
ここ数年何度か画策をしましたが、
中々タイミングも会いませんでした。

倉富さんのムンバイ赴任

鮒谷道場生の倉富さんがムンバイに赴任すると
言うお話を聞いたのは去年の秋。

彼が居るうちに一度は行ってみたいと思うようになりました。

倉富さんは電子工学のPhDからコンサルティングファームに勤められ
ご活躍なさっている、普段の人間関係では決してお会いする事が
無い分野の方。

鮒谷道場あってのご縁です。

現地を知る人の安心感と有り難さ

インドは日本人の常識はあまり通用しない
所です。

そんな中で、現地のいろんなシキタリとか習慣、
人の考えを少しでも理解している人がいると
とても心強い。

特の今回は前日にムンバイ行きを決めるという
強行スケジュール。下調べゼロの状態の短期で

最大限時間を活用して現地を感じることが
出来たのはひとえに倉富さんさんがいたからです。

倉富さんを理解するいい時間

同じ道場生とは言え、倉富さんとサシで
お話したことはありませんでした。

自分と全く違う世界で活躍なさる人の
お話は聞いているだけでとても新鮮です。

それに、個性が加味され、世の中には
本当に多様な考えや、趣味嗜好、行動様式が
あると感じることが出来ます。

彼の芯の通った首尾一貫したお話、お考えは
非常に羨ましく思います。

と同時に、シンガポールとインドとは言え
海外で生活する時に感じる、いろんな事柄は
共通項もあり、そのあたりを感じられたのも
収穫でした。

そして自分があからさまになる時間

日本でも多くの方に、サシでお会い頂きました。
その時から、気付き始めたのですが、

サシで会うと、自分が相手から色々感じているのと
同時に、実は相手に色々な事を発信している事になります。

それが少人数の場合、ごまかしは効かず、
取り繕ったとしてもその裏まで、五感を通じて
伝わってしまいます。

そうわかった時、ただ単に人に会えば良いと
言う事では無いのだと、私は理解したのです。(遅すぎ…)

今の時代事前にSNSで情報を取ることが出来る人もいます。
過去にお会いした時の事を思い出したり、
人づてに聴くお話もあります。

それらの情報を取り敢えずでもインプットして
お話するのと、何の下調べもしないでお話するのとでは
内容の深さが違ってきます。

今回どこまで出来たか?は甚だ疑問ではありますが
人と会うと言う事は、自分を律するきっかけにもなるのだと
思います。

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