まっすぐ向いた女性は、強く、そして最高に素敵である
先日、宇野靖子さん(以下靖子ちゃん)、宮野智亜紀さん(以下ちっきー)の写真を撮らせて頂きました。
今日はそこで気付いた「まっすぐ向いた」女性の力強さについて書きたいと思います。
自然に振る舞おうとして不自然になる話し
今回の舞台は長野県東御市。自然が溢れるこの土地で、お二人の女性を撮らせて頂きました。靖子ちゃんは以前撮らせて頂いたことがありましたが、ちっきーは今回が初めて。
最初に入ったヴィラデストカフェで、写真を撮り始めたのですが、どうにもちっきーの表情が硬いのです。自然に振る舞おうとするけど、カメラを向けられているので、どうも表情が硬くなるんですよね。
僕もお話しをしながら、撮るのですが・・・
あえて笑顔を封印
そんな時にふと思ったのです。無理に笑う必要も無い。無理に笑顔を引き出す必要も無い。そのままのちっきーを撮ろうと思ったのです。
どんな声を掛けたかは忘れましたが、「あえて正面向こう、緊張しているのをそのまま撮ろう。笑顔を作らないようにしよう」こんなことを言いました。
そして正面の写真を撮らせて頂きました。すると、いつものちっきーらしいちっきーが写真の中にいました。
ちっきーは、真っ直ぐな女性です。もちろん本人の中には色々と思う事はあるだろうけど、人一倍優しく、自分の想いに正直で、そして笑顔がとても魅力的な女性です。
そんなことを思っていたら、あえて正面から撮ろう。って思ったのです。
女性にまっすぐ向かれること
写真に限ったことでは無いですが、人は正面を向いたとき、真っ直ぐ向いたとき、とても力強くなると思います。お互い、正面に席を座ると時に、パワーがありすぎて、ちょっと視線をずらしたり、姿勢をずらしたりしてしまうほどです。
それは人生においても同じだと思うのです。真っ直ぐ向くと言う事は、自分をさらけ出すと言う事。素の自分を出すと言う事だと思うのです。
普段は相対することが無くても、時に正面を向かれて真っ直ぐ見られると、自然とこちらの背筋も伸びてきます。受け止める方もパワーがいるのです。
いつも素敵な靖子ちゃんにあえて正面を向いてもらった
もう一人の靖子ちゃんは、普段から本当に素敵な女性。いつも自然な笑顔で、多くの女性の憧れの的。カメラのレンズを向ければ、どこにいても絵になる女性。
以前撮った写真もこんな感じで、撮っている僕も、素敵な写真が撮れた手応えもあり楽しかったです。
そんな靖子ちゃんに今回はあえて正面を向いた写真を撮らせて頂きました。
いつもエレガントで素敵な靖子ちゃんが、素の表情になった気がします。
男性も同じ
実は別に女性に限ったことじゃなく、男性も同じでは無いかと思うのです。写真を撮るときって多くの場合、右が左かどちらかを向いて顔をレンズに向けるなんてことが多い印象です。
もしくは、他の所を向いている写真を横からパチリ。なんてのも多いです。(僕の主観ですが・・・)
ですが、時にレンズに真っ直ぐ向いた写真を撮るとその人の素の姿が撮れたりするんじゃ無いかな?って思うのです。
僕は腕を組んだ写真が嫌いです。信頼感を出したいのかな?なんて思うけど、なんか偉そうだし、威圧的だし、息苦しい。それよりも、その人の素が出る写真の方がずっと素敵。
そんな写真が今後も撮れたら嬉しいです。
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