TEDで有名な植松努さんの会社、植松電気のモデルロケット教室に行ってきました。
TEDの動画で有名な植松努さんのロケット教室に、仲間と4人で、札幌からのんびりと行ってきました。
植松努さんって誰?
植松努さんって誰?って人もいるかもしれませんので、植松努さんを一躍有名にした動画をご紹介します。
植松努さんが子供の頃の体験で、「どーせ無理」と先生に言われた経験を元に、この言葉が持つ人の可能性を奪う怖さと、自分が好きな事をやることの大切さをお話くださっています。
今回のロケット教室でも最初の1時間は講話でした。ベースは同じお話です。でも、何度聞いても良いものです。TED動画も何回も見ましたし、6月には行田市で行われた講演会にも行きました。
人は忘れやすい生き物。しかも同じ話を聞いてもその時々でココロに刺さる言葉は違うもの。今回も素敵なお話を聞かせて頂きました(^^)
今回のお話のメモを元に今回のお話を記します。まだ咀嚼できてない部分もあり、読みづらいと思いますがご容赦ください。
失敗を非難してはいけない
人間は必ず失敗する生き物です。しかし人の失敗を非難したり笑ったりすることで、人は笑われたり、怒られるのが嫌で、失敗を恐れるようになります。
失敗を避けるようになると、
- 何にもできなくなる
- 成長できなくなる
- 考えられなくなる
とどんどん悪循環に陥ります。それを象徴する言葉が
「じぶんなんて…」
「どーせ…」
「無理…」
これからの時代に求められる人
- やったことがないことをやりたがる人
- あきらめない人
- 工夫する人
今までの時代は、おとなしくて聞き分けの良い都合の良い人間が必要とされていました。でもAIやロボットが発達して、会社に便利な作業の仕事はどんどんロボットに取って代わられます。しかもロボットは素直でまじめで勤勉です。
だからこそ、やりたいことをやる。それを人にお話をする。
すると、それを応援してくれる人が現れるし、既に経験している人と仲良くなれれば実現ができる。そんな人に出会えるまで話し続けることが大事です。
そして本を読みましょう。本は、既に死んでしまった人とも、遠い世界の人とも仲良く慣れるツール。沢山の情報を得ると、その物事に対してどんどんセンスが身についてきます。
「どーせ無理」は自信と可能性を奪う
君には「どーせ無理」という言葉は、言葉を発している側からすればアドバイスのつもりかもしれない。だけれども、その言葉を受けた方からすれば、未来の希望を消し去る言葉になる。
未来の希望は自信になります。その希望と自信を奪う言葉になります。
人は生きていくのに、安心と自信と自由が必要です。未来への希望をなくすと、自信が必要になるので
- お金で自信を買う
- 自慢をする
- 人を見下す
- 努力を馬鹿にする
ようになります。これらは、人と比べる、間違った自信です。本当の自信は比べなくても成り立ちます。
「つらさ」について
つらさ を感じることは弱さでない。つらさを無視できるのが強さではない。心のつらさ、問題は虫歯と同じで、我慢するとどんどん悪くなっていく。
自分がつらいかどうかを知る方法は
安心、自信、自由があるか?
植松さんは
「人の自信と可能性がうばわれない社会を作りたい」
と講演活動やロケット教室をやっているとお話なさっていました。
夢と仕事について
夢とは大好きなこと、やってみたいこと。●●さんに会いたい。これも夢。
仕事とは人の役に立つこと
大好きなことややってみたいことが人の役に立つようになったら、夢が仕事になる。夢はたくさんあったほうが良い。
人には自信が必要
自信は、お金で買えない。誰かに勝っても、他人を見下しても手に入らない。自信は、勝負を避けても、ひとりぼっちでも手に入らない
やったことがないことをやると自信が増える
ロケット制作と飛ばす体験
今回は、簡単な道具を使ってロケットを約1時間で制作し、飛ばすと言う体験をしました。内容はお写真と動画でお送りします。
感想
植松さんのこの取組は本当に素晴らしい。6月に行田で公演を聞かせてもらって是非この赤平で行われているロケット教室を体験してみたいと思いました。
お話の素晴らしさも去ることながら、誰にでも作れるロケットを通して、ものづくりの楽しさ、ロケットを作って飛ばしたという経験と自信。
そんなものを言葉と体験でお伝えしているのが本当にステキでした。
このロケット教室、沢山の人に、そして沢山の子供に体験してほしいなと思います。
2017年内は10月7日にもう一度。来年以降は植松電機のWebサイトを御覧ください。
参考
以下のサイトがとても良くまとまってます。是非こちらも合わせてご覧くなってください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません