『セルフマネジメント』の第一人者、ジェレミー・ハンター教授の体験講座受講してきました。

2017年9月1日書くことは、生きること。書くことは、生きること。

ちょっと興奮しております。ホントに色々な学びに行ってきましたが、久しぶりにアカデミックなお話を聞き、そのまま10月と12月の講座に申し込むことを決めました。

以前、一緒にお仕事もさせて頂いた藤田勝利さんから、ドラッカースクール(MBA)ジェレミー・ハンター教授のお話は事ある毎に聞いていました。

いつか聞いてみたいな〜と思っていましたが、藤田さん他のご尽力により本日、ハンター教授から直接お話を聞くことが出来ました。

メモをそのまま書き起こしているので、まとまりがないです。ご了承ください。スピード重視という事で。

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日本は知覚と注意(Attention)の文化である

西洋の考える、教えると言う文化に対して、日本は知覚と注意(Attention)の文化である。この言葉、とても興味深かったです。

西洋は分析も教えるけれど、「見る」ということを教えていない。

ピーター・ドラッカー教授の凄いところは20年先、30年先を見通していたこと。

この話を聞いて、最近僕が気にしている「今、何を感じているか?」と言う問いに通じるなって思いました。

頭で考えたことは時に嘘をつきます。本当に思ってないことを、さも自分が思っているように勘違いしてしまいます。

ですが、カラダは常に正直です。「嫌なものは嫌」「好きなものは好き」何かを判断する時に、「カラダはどう思っているか?どう感じているか?」

こんな話と通じるなと思いました。

マインドフルネスのゴールは、心穏やかになることではない。自分のマインドを理解することである

マインドフルネスとは、自分を満たして心穏やかになることではない。自分の心を、穏やかにするためにコントロールすることでもない。

自分のマインドがどんな状態であるか?を理解するところである。

人間だから、怒りもあるのが自然。その場で怒ってしまうことだってある。だけれども、怒り続けてしまうのは、本人の責任である。

自分がどんなマインドなのか?を知ることができれば、それをどうしたいかを自分で決めることが出来る。

実際の人生は静寂ではないのだから。

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マインドフルネスは自分をグラウンディングさせるツールである

ハンター教授が15年前マインドフルネスの研究を始めた時、マインドフルネスという言葉もなかった時代。著名な経営者や成功者はマインドフルネスの状態をどう使っているのか?に気付いた。

有名人や経営者は、本当に多忙である。とても複雑な人生で、いろんなことに引っ張られる。そんな人が、自分をグラウンディングさせる術がマインドフルネスだった。

自分がどんな状態かを知ること。そして自分をマネジメントすること(セルフマネジメント≠コントロール)。そうすることで、自分がどうしたいのか?を知ることが出来る。どうするのか?決めることが出来ます。

「自分をマネジメントできなければ、他者(組織やチーム)をマネジメントすることはできない」

とドラッカーが言ったように、セルフマネジメントは現代のビジネスパーソンにとって必須の項目なのす。

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マインドフルネスのワーク

講義中に1つマインドフルネスのワークをした。会場は意図してオープンなスペースで開催され、周りに色んな音がある状態だった。

今、肌で何を感じているのか?どんな音が聞こえているのか?紙を破る音を聞こえるよね?厨房の音が聞こえるよね?

と意識を言われるがままに移していきました。

すると、普段なら感じていない感覚がに気付き、聴き逃している音が沢山聞こえてきました。(心地よくて後半はねてしまいましたが^^;)

そしてワークが終わると、ちょっとスッキリした感覚を覚えました。(寝たからでしょうか^^;)

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普段見逃している感覚が沢山があり、どれだけ自分が感じたいことや考えたいことを優先しているかが体感できました。そして、どれだけの情報に気づかずにいるかも体感出来ました。

これって普段の自分の思考も同じで、どれだけ自分の視点でしか物事を捉えずにいるか?が改めてあるなと感じたのです。

人は感覚の90%を視覚です。だから多くの人は音に注目してくださいと言うと目を瞑ります。目を瞑るとインプットが低くなります。

是非、音にオープンになって見てください。歩きながらでも、電車に乗ってても出来るワークです。

聞く(hearing)にフォーカス
見る(seeing)にフォーカス
感じる(feeling)にフォーカス

自分の知覚がどんな反応をしているかがわかってきます。

抵抗するをやめる

自分がどんな反応をするか?を知る。これがマインドフルネス。

人にはパターンがある。視覚に出てくる人、言葉で出てくる人。自分のマインドが何をしているのか?冷静になるためにやっているわけじゃない。

音をAcceptし、抵抗することをやめてみよう。環境を自分に合わせようとしているとカラダが緊張している事に気づける。その環境を受け入れる方向にマインドをシフトすればそれでOK。

自分の居心地のいいをゴールにしない。人はカンファタブルを目指すと飽きる。生きている実感を無くしてしまう

ハンター教授は76年経った家に引っ越してエアコンを外した。自然にすれば、涼しい家。暑いと感じると生きていると感じられる。エアコンの中にいると麻痺する

抵抗するを止める。これも練習。修行。暑い、でもマインドはOK!チャレンジを忘れると、何か問題を作ろうとする。

東京は心地が良すぎる。ちょっと不便がいい。

Kumo

自分をコントロールすることと、セルフマネジメントは違う

すべてを失敗を前提にする。10回やって2回うまく行ったらサクセス。

自分をコントロールすることと、セルフマネジメントは違うもの。コントロールしようとすると失敗する。コントロールとマネジメントの違い。

セルフマネジメントをしたからと言って、怒らなくなるわけじゃない。でも怒り続けることは自分の過ちである。人はデジタルではない。

息子は人生の一部でしかない。家族も自分の人生の一部でしかない。パートナーとは何が大切かを常に話している。関係性はAttention、何に注意を向けているか?で作られる。対話はコンスタントにしている。

Attentionはネガティブなところに行きやすい。Attentionは良い所に向かわなければならない。

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日本人の弱点

相手が何を考えているかわかっていることを前提としていること。

マインドフルネスのベースは関係性。注意の払い方 Attention。コミュニケーションは話すことだけじゃなくて聞く事。ココロを開いて聞くこと。

休息、休むことは弱みではありません。人間にとって必要なもの。休息は贅沢ではない。

日本人は1年間休みを取って、イタリアとスウェーデンに行くと良い。(半分冗談っぽく。)スウェーデン の人は、休みをよく取るが、生産性も高い。そこから学ぶことはたくさんある。

日本人はバケーションを取って、疲弊している。バケーションの前に、バケーションのゴール、目的を確認する。

学びのためのバケーションなのか?刺激のためのバケーションなのか?休息のためのバケーションなのか?
何が欲しいのかを話す。

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ハンター教授は、いつも1日何もしない日をつくる。何もしないことはハンター教授にとっては拷問。でも実際の取ってみると、「なにもしないは中々良いじゃない?」って思う。

日本人は休みを本当に取らない。ちょっと休んで、また働いて。そうでは無くて休息は入れまくる!そのほうが生産性はぐっと上がる。

仕事の前に休み。仕事の後に休み。

日本のお風呂文化はとても大事。シャワーではない。お風呂が良い。寝る前にお風呂に入る。体温を上げて下げると良い眠りにつける。ハンター教授はお風呂を真っ暗にして、湯船にも浸かる。

人の集中力は60分から90分。ハンター教授は1日を90分でセグメントする。集中力が落ちる所に休憩、トークなどを入れるようにする。

質問コーナー

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Q.【迷いとマインドフルネス。】自分が大切にしたいものが複数あって、どれもがファースト・プライオリティと思っている。そんな時、迷っている時間がとても無駄に感じる。そんな時どうしたら良いのか良いヒントがあれば。

A.ハンター教授はスターバックスの要職にあったハワード・ビーハーさんとお話した内容をお伝えしますね。

まずは10個の分野それぞれについて、本当に大事にしたいことをクリアにする。

Career、Relationship、Education、Travel、Children、Friends、Finance、Spiritual、Material、Housing
キャリア、関係性、教育、旅、子供、友人、お金、スピリチュアル、モノ、家

キャリアなら、どんなキャリアを得たいのか?最初はどんな仕事で、それからどんな仕事で、その後どんな仕事で…最初の仕事はどんなお客さんで、どんな報酬を得て、どんなビジネスパートナーと、どんな関係性で、そこで何を目標にして。

キャリアの掘り方は色々とあると思いますが、できるだけクリア(具体的)にする。他の分野も同様にする。そしてその中で、自分にとって本当に必要なものを選ぶ。

プライオリティをつける。そして最後の選択はいつも体に聞く。頭は嘘をつくがカラダは嘘をつかない。

ターゲットが大事。ターゲットが無いと何も出来ない。答えは時とともに変わる。これは人生のマインドフルネスとも言える。

Q.いいチームを作るにはどうしたら良いのか?

A.まずは、過去の失敗をすべて許す。次に何を求めて仕事をしているのかをヒアリングする。

そして安心・安全を感じる環境を作る。会社なら、評価判断される。をなくす

心理的安心、安全が生産性を上げることはグーグルやった調査でも明らかだった。

Q.ハンター教授は「生産性」という言葉をどう捉えているか?

A.まず成長について。人は18歳までは勝手に成長する。けれどその後の成人の成長は意識的に行わないと発生しない

生産性はQuantity(量)ではなくQuality(質)。睡眠の質とか、今日一日の質、関係性の質。

成長には質も大事。生産性=人々の質をあげること

Q.マインドフルネスを会社などの仲間に伝えるには?

伝える人はマインドフルネスの実践者ではありたい。だけど、人に押し付けることはしてはいけない。唯できることは、実践し、常に「what do you want?」と問うこと。

彼らが「What do they want?」を知る手助けをする。出来ることはこれだけ。

他人に何かを強制することはできない。体験を共有する、質問を投げる、祈る。どんな選択肢があるかを提示する。出来ることはこれだけ。

もしもその仲間が、マインドフルネスに興味が無いなら、何も出来ることはない。放っておくしか無い。

感想

まだまだ、自分の中で腑に落ちるまで言ってないのだが、もうホント「魔法の質問」で僕が学んできたことが、アカデミックな場で、アカデミックな表現をされているなと思いました。

Good Listenerになる。安心安全の場を作る。「What do you want?」問う。人に押し付けない。そんな事が、ホントこの3年間学び、体験してきたことと合致していました。

今、日本は、なのか?世界は、なのか?わからないけど、多分、世界的な流れなのだと思います。Attention、自分が注意を向けるところを、「他人」から「自分」に向けると言う大きな変化の中にいる気がします。

無論過去にも「自分」にAttentionを向けてきた人は沢山いただろうけど、産業革命後、そして日本は戦後50年。とにかくチームとして動く為に、皆が同じ方向を向く為の教育をしてきた様に思います。

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ですが、物質が十分すぎるほど行き渡った現代では、物質に満足する割合がぐっと減りました。AIとロボットが全盛になる中、人は「自分が何をしたいのか?」。使命とか、魂とかそんな言葉で表されるものに気づく必要が出てきました。

そのヒントになるのが、「セルフマネジメント」なのだと思います。答えはもう外にはない。自分の中にあるのです。

2017年9月1日書くことは、生きること。

Posted by 上田修司