ゴルフとは、「気持ち」「想い」をコントロールする力を身につけることが出来るスポーツである。

今日は

ゴルフとは、「気持ち」「想い」をコントロールする力を身につけることが出来るスポーツである。

と言うお話

 

メタファーとしてのゴルフ

昨日

マラソン、ゴルフ、囲碁。
どれも人生のメタファーとするのに
非常に適したアクティビティだなと思います。

そしてそれぞれ、ちょっとずつ表現できるものが
違うなと感じている

と書きました。

マラソンから学んだ非常にプリミティブな3つのこと #958

ではゴルフはどの様に僕は捕らえているのか
言語化してみます。

 

そもそもゴルフというスポーツはどんなスポーツなのか?

ゴルフは各ホールをプレーヤーのレベルに応じて
最小のスコアで回る と言うゲームです。
簡単のために今回はストロークプレーを前提とし、
ハンディキャップの概念は除くことにします。

ストロークプレーは純粋に
自分なりの最小スコアを各ホール目指すもの。

そもそも持っている自分のポテンシャル、
自分のプレーの傾向。攻めるゴルフなのか?
守るゴルフなのか?

それに当日の調子を素早く感じ取り、
ゴルフコースや、ボールの状況、風、湿度
その日のそれまでのプレーの傾向などを
即座に加味しその時点での
最善の1打を打つことを選択し、実行します。

 

コースとの知恵比べ、設計者との対話

まずはコースとの知恵比べです。
名コースになればなるほど、色んな
攻略ルートがあるホールが増えます。

各コースの設計家との知恵比べです。
設計家との対話、会話とも言えると思います。

単調なホールは、1打の意味、重みに
あまり変化が出ません。漫然とボールを
打つことになります。

しかし、ホールによっては
バンカー越えのリスクを取って
狙っていくのか?

それともバンカーを迂回して安全に
攻めるのか?

リスクを取れば、次打が打ちやすくなる。
しかしバンカーの捕まれば確実に
1打を費やす。

そうやって自分の実力と、目の前に
現れるリスクを天秤に掛けプレーをするのです。

 

自分との対話、自分を冷静に見つめること

もう一つあるのが、自分との対話です。
そもそもの自分の実力は如何ほどなのか?
そして、今日の自分はどんな調子なのか?

自分はどんなプレーヤーで、どんな傾向の
思考でプレーをするのか?

そして

どんなプレーをしたいのか?

その為に何が出来るのか?

などなど。これを冷静に分析し
今この1打で出来る最善手を打つのです。

 

昨日の自分よりも成長が出来ているのか?

ゴルフをFunとして楽しんでいる人でも
1打でも少ない打数で上がれれば
嬉しいものです。

私は今はそれほど頻繁にゴルフをして
おりまませんが、やはり集中して
やっていた頃は、昨日よりも成長しているのか?

前回よりも良いプレーを。そんなことを
思っていました。

これはどんなレベルになっても、
それなりのレベルで、
ずっと続く心理なのだと思います。

 

ゴルフの難しさは「想い」の空回り

ゴルフの難しさはこの「想い」だけでは
駄目だと言う事です。大抵は空回りします。

どんなに気合いが入っていてもそれだけでは
駄目。気持ちや想いだけでは解決しない。

深い思考と冷静な判断。その1打を、
自分を信じて、振り抜く「冷静な思考と、熱いハート」
それが最高のプレーとなって現れるのです。

「気持ち」「想い」をコントロールする力。

これを養うことが出来る可能性があるスポーツ。

ゴルフはそういうスポーツなのだと思います。

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