心震えるものをプロジェクト目標とするために
荒唐無稽なプロジェクト目標を掲げるに当たって
本当にそれをやりたいのか?
を見分けるのは実は中々難しい事です。それが
長期間のプロジェクト目標
になるほど慎重になってしまいます。
例えばそれが
10年目標
だったら、もしも実はやってみたら
自分が本当にやりたいものとは程遠かった
としたら目も当てられません。
自己完結できる目標
であれば迷惑も掛けないでしょうが、
他人を巻き込むプロジェクトだったら迷惑も掛けてしまいます。
そこで思い出すのが以下の言葉
- 感動はあっても知動、理動はない
- とにかく、沢山弾を撃ってみる。するとどれが自分にあっているのか?が判ってくる。
と言う言葉です。人間の内面を表すものに、知性、理性、感性と言う物がありますが、これに対応する言葉で、
感動と言う言葉はあっても地動、利動と言う言葉は無い
と言うことです。
つまり感性、
心で感じて、心震える事が自分の行動の原動力
となったならば、それは
強い力
となる。しかし知性や理性で
- 「やらなきゃ!!」
- 「やった方がいいに違いない」
と思ったことは、実は始めて見ると、
本当に好きなことでは無い可能性があり
そうであった場合、
段々と苦痛になってくる
と言う事です。一例を挙げると、
英語
です。
これからはグローバルだ!!
これは私がシンガポールに来て実際に感じだ事です。日本人はとにかく英語が苦手な人種で、英語を克服しないと世界の潮流から取り残されて、経済的に困ったことになる。また活躍の場が本当に限られる。しかし、
だから英語だ!!
なんて思った所で、
「まずはTOEIC800点だ!!」
なんて目標を立てても実は
英語の勉強自体は好きでは無い
から、結局
苦痛
になるという事です。
以前TOEIC受験前に英語の勉強をしていましたが、
正直面白くなかった
のです。頭では間違いなく「英語は必要だ!!ビジネスの世界では、Word, Excelと同等で必須の技術」とは思っていても、それは
理性や知性で理解している事
で、
決して心震えた訳では無かった
のです。所が、そう言う勉強しながら実は
- 「ゴルフコースの本読みたいな」
- 「自己啓発の本読みたいな」
なんて思っているわけです。今、私は
「好きな事をとことんやる」アンテナ
が立ってますから、
荒唐無稽なプロジェクト目標を立てるにしても
それは
「好きな事であって欲しい」
と思うのです。
長くなりました。
とにかく、沢山弾を撃ってみる。するとどれが自分にあっているのか?が判ってくる。
この話は明日に続けます。