ルーティングの評価基準をどう持てば良いのか?(2)

■引き続きゴルフコースにおけるルーティングの評価の基準について
■昨日も紹介した ゴルフコース好奇心ではその後
  いくつかの優れたルーティングが紹介されています。
  ・ゴルフコースが存在せずとも同じルートで散策を楽しむだろうと思わせる
  ・風の影響に変化を持たせる
  ・8の字ルーティング
  ・2重ルーティング
  などなど。
■しかしそこにはルーティングの良し悪しの判断基準を
  1・・・、2・・・、3・・・と言う風には示していません。
  それではどうやって自分なりの判断基準を持つのか?
  これは私の場合ですがゴルフコース好奇心や他の所である
  ルーティングのポイントや、好例のルーティングを
  数多く、知り、一つ一つ自分の目で確かめて行き
  地道に積み上げていくしか無いのだと思います。
■絵画を語るには、見る基準を学び、後は数多くの
  絵を見るのと同じです。
■ゴルフコース好奇心で出てくるポイントは
  ・ルーティングのうまい設計家
    トム・シンプソン、C.H.アリソン、A.マッケンジー、ハリー・コルト など
  ・出てくる言葉。
    自然なもの。
    自然な景観を絡めた18ホールの一定の繋がり
    自然との繋がり(マッケンジーのサイプレスポイントの15番、16番)
    コース設計家のコンセプト
    ランドスケープ(景観性造園学)
  ・ルーティングのアイディア
    狭い用地で、パー3、短いパー4を中心部へ
    長いホールを外周へ
    数ホールでクラブハウス近くに戻る(リビエラ、パインバレー)
8の字ルーティング(クルーデン・ベイ)
2重ルーティング(ミュアフィールド)
  ・ルートプラント風
    セントアンドリュース、ロイヤルトルーン、ミュアフィールドなど
■良い絵を一杯見るように、良いゴルフコースを一杯見て
  その時に自分がどの様に感じたかを言葉にして残す。
  この地道な作業の繰り返しが自分の基準を作る
  そんな気がしています。
■今まで、そこそこの数の名コースを回ってきましたが
  記憶が曖昧な事が残念でなりませんが、今後は

   回るコース回るコースの印象をなるべく
鮮明な印象と言葉に残したい。
  そう思います。
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