時々『全力』出してないと、『全力』の出し方を忘れちゃうよって、小学生が教えてくれた話
昨日、小学校の持久走を見に行きました。
連れていかれるがままに行ったのですが、ちょっと感動的ですらありました。
全力だしてる!
3.4年生が2km、5,6年生が3kmのコース。同じコースを2周と3周します。
5,6年生のレースはデッドヒート。2周目終わって4人が先頭集団。
4位の少し小さめの男の子が少し苦しそう。と思っていたら、その4位の子はひとり抜いて3位で帰ってきたのです。
その必死な走りを見て、感動してしまいました。
中学生、高校生、大学生、社会人となるに連れて力をセーブすることを、なんとなく覚えていくように思います。
それはそれで、理由もわかるのですが、同時に『全力を出す』事を忘れて行く人が多いように思うのですよね。
『全力』を出す事を忘れていたのは僕
そんなこと書きながら、全力を出すのを忘れていたのは僕なんですよね。毎日続けていた情報発信も、継続ありきでした。内容が2の次。
もちろん継続はとても大事なこと。力を出すことよりも、大事とさえ思います。モチベーション、根性を頼りにしない。これも僕が意識していることです。
でもいつも自分の力の内で頑張っているつもりになっていても、ある地点から成長がなくなります。軽い負荷の、全然、力の付かない筋トレみたいなものです。
定期的に自分の巡航速度よりも少し負荷を掛ける時間を持つことの大事さ。そして時々は全力を出し切る時間を持つことが、自分を成長させる。
こんなことを感じさせてくれる持久走でした。
もちろん自分が全力を出せる分野で全力を出し切るのが一番です。
僕が全力を出すのはこのブログ
僕は自分の『全力』を出す場としてこのブログを8月1日から始めました。毎日『その日の全力を出す』ことを自分に課しています。
エネルギーを掛けて、具体的には、文章の読みやすさと、読み手の為になる記事を1日1本を目指して書いています。
これって、自分が好き勝手書く文章よりもエネルギーがかかります。でも、その積み重ねが人にお役に立つ、価値を届ける、喜んでもらえることだと思っています。
ブックライター塾の仲間がいますが、その仲間の集まりになるといつも凄いエネルギーを感じるのです。凄く活気があります。それはライターさんは常に、自分のエネルギーを文章で表現する。
そんな事をしているから、そんな人が集まった場は凄く画期的なんだなって思うのです。僕も毎日エネルギーを出して、そんな人になりたいなって思います。
無論、自分がエネルギーを出すためには、エネルギーの補給が必要です。それが、自分を満たすことだし、休養をすることだし、しっかりと眠ることだなって思います。
自分のゴールを持つ大切さ
持久走って、得意な子もいるし、苦手な子もいる。皆が1位を目指しているわけではありません。1位になった子は『負ける気がしない』と言ってました。
でも『私は7位を目指す』という子もいるのです。
人生って、人と比較しがちです。でも大事なのは人に勝つことよりも、決めたことをやりきることだなと感じたんですよね。
もちろん7位は誰かと比較して7位なんだろうけど、同時に持久走には2km、3kmと言うゴールもあります。人と比較するんじゃなくて、自分が達成したいことにきちんと照準を合わせる。
人には合わせない。そんなことを感じたのですよね。
そして全員がゴールを切れる
持久走の素晴らしさは、みんなゴールが切れることだなって思いました。走るのが苦手な子は周回遅れにもなります。
それでも自分のペースで完走しました。
それもこれもゴールがあるからです。今回は学校で決められた、持久走のゴールでした。でも人生は自分でその時時のゴールを決められます。
どんなゴールが自分に良いかはその人次第。遠くの壮大なゴールに向かって走れる人もいれば、定期的にちょっと負荷をかけたゴールに向かうのが得意な人もいる。
大小様々なゴールを作りながら走るのが得意な人もいます。
でも自分のゴールを決めていけば、そのうち自分が得意とするペースでゴールをする習慣が出来ると思うのです。
大事なのは一つ一つ、自分のペースで、時にちょっと負荷を掛けながらゴールを切ることだと思うのです。
何気なく行った旅で出会った小学校の持久走。そこからホント色んな刺激をもらいました。
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