機会平等と結果平等。 平等ってなんだろう?

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今日のテーマ

「平等」について。
これも昨日
アクションをする人、リアクションをする人#771
に引き続き茂木健一郎のDream Heartから。
今回は佐々木俊尚さんの回からヒントを得ました。

日本の平等は結果平等

日本で平等と言うと、多くの場合
結果平等の観点で論じられると思います。
○○をするのも皆同じ回数になるように。
△△の理解も皆がなるべく同じ理解になるように。
こんな感じで、皆が同じ結果になるように。
と言う視点で「平等」が語られています。
人間には個性があり、人によって
好みや、理解度、運動能力、やる気など
違います。
物によっては結果平等でも良いでしょうけど
ある種のことでは結果として、一番劣る人に
合わせてしまい、出来る人の能力が発揮される機会を
損失させている例が、比較的よく見られるような気がします。

時には結果平等では無くて機会平等と言う意識

平等と言う事を考える時に、全てにおいて
結果平等で考えるのではなく、時には
機会平等と言う考えを認識してはと思うのです。
算数を学ぶのも、サッカーをやるのも、絵を描くのも
皆、平等にチャンスが与えられる。
無論、フィギュアスケート、ゴルフ、馬術など
環境や、金銭面で万人に機会を与えるのが難しい物も
ありますが、なるべく多くの事で、
皆が平等な「機会」を与えられる。
しかし結果は平等である必要はなく、
適正があって伸びる人は、ドンドン伸ばしてあげる。
それを、皆で見守ってあげる意識が醸造されるといいな
と思います。

最近は機会平等の考えは出てきている雰囲気を感じる

まだまだ、結果平等を耳にする事は
多いですが、それでも最近は、いろんな事が細分化され
高度化してきて、結果平等と言いづらい場面が多くなってきました。
それにともなって、日本でも結果をドンドン出しても
それを認める人たちが徐々に増えてきている気がします。
もうすぐすると、そのような考えが認知され
浸透してくる気がしています。そしてそれは
そう遠くない将来、そういう時代が来る気がします。

まとめ

平等と言っても、従来の「結果平等」と
それとは違う「機会平等」がある。
場合によっては「機会平等」を平等と捕らえたほうが
いい場面がある。そしてそれは最近増えている。
個人的にはもうすぐ、「機会平等」が認識される日が
近いと思っているが、
「平等」に関して「結果平等」「機会平等」と言う
捉え方を身に付けるのはいいことだと思う。

あとがき

今日は初めて「モスク」に行ってきました。
イスラム教の聖なる場所 モスク。
それほど見どころは多くないけれども
その中はやはり神聖な所だなと感じます。
多数の礼拝者が皆でお祈りしている所がもしも
見れたら、すごい光景だろうなと思いました。
シンガポールはイスラム教の国に挟まれているんですね。
マレーシアとインドネシア。今日はじめて認識しました。
イスラムの人も皆、いい人達なんです。僕の部下も
そうですしね(^^)
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