【レポート】なりたい自分になる魔法の質問(中学1年生)
中学に入ってから1番楽しい授業だった
この一言に本当に救われる。
29名の中学1年生に
「なりたい自分になる魔法の質問」
と言うワークショップをお届けさせて
頂いた。
魔法の質問認定講師になって1年。
いままで、自分がまだ人に対して
「しつもん」を投げかけるマインドが
出来てないと思って、講師としての
活動はしてない。
そろそろ良いかなと思えたのは
今年の春。魔法の質問認定講師講座の
13期のサポートスタッフを終えて少し
経ってから。
この春の経験は本当に大きかった。
色んなモノが腑に落ちて、また
周りの人の声にも押され、自分に
ゴーサインを出すことが出来た。
そして迎えた初めての講師活動。
前日からテキストを読み返し
自分が話すイメージを組み立てる。
時間配分を考え、わからないところは
先輩講師に教えて貰った。
元来緊張しいだが、今日はそれほどでも
無い。教室に入ってゆっくりと
大きな声で話すことを心がけた。
自己紹介、最初のワーク、2つめのゲーム・・・
子供たちの反応を気にする余裕は無い。
ただただ、淡々と進めた。
大きな声で、ゆっくりと。
反応を気にする余裕は無くとも
ワークやゲームに参加しない子は
やはり気になる。
参加しなかった子も、次のワークには
筆を走らせてくれているとホッとする。
サポートしてくれた二人の講師の人が
場を和ませてくれたのにはとても助けられた。
最後まで、やりおえ教室を出る。
楽しんでくれたのかな?
何か見つけてくれたのかな?
手応えは正直無かった。
控え室に戻り、サポートしてくれた
2人から
中学に入ってから1番楽しい授業だった
って言ってくれた子がいたよって話を聴いて
ホッとした。
もちろんコンテンツの素晴らしさが
その言葉を引き出したことは承知している。
でも一人でも、何か伝える事が出来たなら
素直にそれが嬉しい。
自分としては及第点はあげたい。
悪くなかったと思うが、まだまだ
改善点もある。やって始めてわかるコトもある。
この写真も表情が硬い。
もっと自分が楽しまないと、きっとその雰囲気は
生徒にも伝わる。
そんなことを考えていてふと頭に浮かんだ。
「しつもん」は楽しいけど、それが一番では無い。
きっと、自分の将来や、夢が垣間見れたのが
一番楽しいのだ。
3年前。他のワークではあったけど、
「あー、自分って夢があったんだ」
そんなことを感じられたときの嬉しさを思い出した。
次からはそんなことを伝えられたらなって思う。
この活動は続けていきたい。そう思えた
講師デビューだった。