落ちこぼれプログラマの戯言
落ちこぼれプログラマ
正直に書けば、私は決して
優秀なプログラマではありませんでした。
周りには、非常に優秀で
技術力もあり、理解力もあり
仕事も早い人がたくさんいました。
何よりも私の何倍もの好奇心を
もってプログラミングをしている
のです。
そもそも適いっこありません。
私はそんな中、なけなしの
理解力で理解できた数少ない
技術を使い倒して
何とかそこにしがみついて
自分が出来ていると言う素振りを
するのが精一杯。
今にして思えば、間違いなく
周りにその事は判っていたと思います。
それでもプログラミングは面白い
でもプログラミングそのものは
亀の歩みでも嫌いではありませんでした。
自分で作ったものが動くのは
やはり楽しい。
いつも納品しながら思っていたのは
もっと時間があれば、あれも直したい
これも直したいと言う事です。
納品したものが失敗ではもちろん無い
のですけど、作ってみると判る
もっと良い方法とか、もっと良いロジックって
時々あるんですよね。
しかし、折しも短納期の時代
そんなことをする時間は無いのです。
こんな風にプログラミングしたい
今もしも私が新たに何かを作るとしたら
自分が納得するプログラムを作りたい。
と思いますね。
もちろんお客様がいての話だし
時間の制限も大事だけど、
それよりもよりよいプログラム
を書きたいと言うのがあります。
お客さんからみたらたぶん動作は
ほぼ同じ。中身のことなどわかりませんからね。
でも、これがいつか効いてくる時が来る。
例えば今回のWindows XPのサポート終了に
伴って、プログラムの最新OSへの
移植が必要となった時に、
プログラムがわかりやすく書かれているのと
中を見たら、継ぎ接ぎだらけで、ぐちゃぐちゃなのでは
その作業量に格段の差が出ます。
また、ぐちゃぐちゃしたプログラムは
バグの温床にもなりやすい。
もちろん一番良いのは、早く一発で
綺麗なプログラムを書くことなのですが、
すぐにそうなれるわけでも無いので、
私がどっちを取りたいかと言ったら、
時間がかかっても綺麗なものを作りたい
そう思う今日この頃です。
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