自分の伝えたいことが伝わる情報発信とは?その2。書き方編
今日は、文章の書き方について。
情報発信は、読み手とのキャッチボール
相手に伝えたい事を伝えるには受け手のことを考える必要があります。それはまるでキャッチボール。
キャッチボールをするのに、子どもに剛速球は投げない。例えばプロ野球選手とキャッチボールをするチャンスがあったとして、それが下手投げの優しいボールにもならない。
相手に取って相応しいボールがある。
伝えると言う事も同じで、読み手が一体誰なんだろう?と、まず決めることが大事です。その文章の受取手を1番伝えたい人1人に絞ると書きやすくなります。
その人が、目の前にいてその人に伝えたいことを伝えるときに、どのようにして話すかな?
と考えてみてください。伝えたい人が、6歳の子供だった場合と、成人した社会人だった場合で伝え方が違うのは容易に想像ができると思います。
伝える順番と内容
例えば、僕が書くと言うことが大事だな、と思っていてそれを伝えたいと思った場合に、どんな順番で伝えるでしょうか?
まだ、書くと言う事に慣れていない人には、書くとこんなにいいことが僕にあったんだよね?
とか、頭で考えるではなくって、それを「書く」ことによってどんな良いことがあるのか?
そんなことを伝えて、次に僕が書くためにしていることをお伝えします。
それが既に書く習慣がある人に伝える場合は、書くことのメリットはお互いにちょっとだけ確認し、僕が書くときにどんなことをしているか、どんなことを考えているのか、そんなことの話がメインになります。
相手によって伝える順番も、伝える内容も変わってくるのです。
伝えた後にどう感じて欲しいのか?
自分が伝えたいことの先にはどう思ってもらえたら嬉しい?とかどうなってくれたら嬉しい。と言うことを考えます。
そもそも伝えて、何にも思って欲しくないならば、そもそも伝える意味がありません。
例えば
「書く」ってこんないいことがあるんだよ!と伝えて、その人が書くきっかけになったらいいな!
とか、
今日食べたケーキは、特別でその時感じた事を共感したい!
そのためにはどうやって伝えたらいいのか?ということも大切になってきます。
せっかく伝えるのに、命令口調になっていれば、読む人は、読む前にそもそも「この文章読みたくないな。」
なんて思うかもしれません。ですから自分が伝えたい事を伝えるにはどういう風な気持ちで伝えるのか。これもとても大切なのです。
伝えると伝わるは違う
それ前に言ったじゃない。といっても相手がそれを覚えていなければ、結局伝わっていないのと同じこと。
それは、理解しない、話しを聴かない相手が悪いのでは無くて、聞いてもらえない、理解してもらえない自分に改善の余地があると言うこと。
だから、どうやったら伝わるのかな?ということを常に考える必要があります。
それはとりもなおさず、相手の気持ちになって、その人にどんなふうにして伝えたら伝わるかな?そんな心遣いが大事です。
これ、こう書くと尻込みしてしまう人多いですよね。でも最初から出来る人なんていません。自分でそうやって想いながら書ければそれでOKなのです。
なかなか伝わらないと言う意識が大事
伝えるってとても大変なことです。
仮に今こうやって僕が伝えたとしたって、3日もすれば忘れてしまっている人って結構いるはずです。
それは別に読み手が悪いわけではなくて、そもそも人間って忘れやすい動物だからです。
だから、手を変え品を変え本質的には同じ事を伝えているにしても、その伝え方を工夫し、何度も何度も何度も何度もお伝えし、あー上田っていつも「書くってことが大事」って言ってるよね。
そう思ってもらうことが大事なのだと思います。
そうすることで、伝えたい人の中に、特に何かの経験をして、なかなか伝えるということができないなぁと思った人に、その人にとって大事なタイミングで、僕の伝えたいことが伝わるのだと思います。
ですから、ある程度、伝える回数も大事で、伝えたい人の頭の中に、あー「書く」って大事だな。
そんな事がどこかに引っかかればいいなぁ程度に、思って伝えることです。その時に、昨日話した想いがとても大事で、そのことを本当に伝えたいと思っていると自然と、自分の思いが相手に届きやすくなります。
そんなふうにして、伝えるってすごく大変。だけど何度も何度も積み重ねて伝えていると、必要な人に必要なタイミングで、伝えたいことがちょっとずつ伝わっていく。
そんな意識でいると良いのだと思います。
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