「感じる」とはどう言うことか?今目の前に起こっている事を五感を使って味わい尽くす。

書くことは、生きること。書くことは、生きること。

ここ2日間「考える」と言う事を考えてきました。では僕が気にしている「感じる」とはどう言うことか?を考えてみます。

感じる

感じるとは「言葉の周りにあるものに意識を向けること」なのかなと思います。

五感って言いますよね。視覚、臭覚、味覚、聴覚、触覚。

例えば聴覚を例に考えてみます。耳で聞こえたことを、一字一句文字にしてみます。「おはようございます。」と聞こえたので「おはようございます。」と文字にします。

でもこうやって言語化しても、その人が耳にした「おはようございます。」は相手に伝わりません。

話した人が男性なのか?女性なのか?身内なのか?会社の人なのか?ゆったり話したのか?しっかり話したのか?

何にも伝わりません。

「おはようございます。」朝、中学校に行くと担任の貴子先生が、いつもの様に挨拶をして授業が始まりました。

こうやって説明すると、だいぶイメージが出てきます。ですが、こうすると更に判らないことがあります。

季節はいつか?場所は何処か?学校の回りはどんな様子か?都会の学校か?田舎の学校か?

つまりいくら文字にすると言っても、そこには限界があるわけです。

感じると言う事は、この文字の周りにあるものが一体どれだけあるのか?をどれだけ認識できるか?と言う事なのかな?と思います。

忙しいと感じずらくなる

今の時代、沢山の情報があり、仕事が効率化された反面、ひとりの人が多くのことをやり、忙しくなる一方です。

良く時速100kmで走るクルマと、歩いて散歩している時とを比較して、ゆっくり散歩していると道ばたの小さなキレイな花に気付くが、時速100kmではその花に気付きもしない。

なんて例があります。今の人は特に、沢山のものに囲まれ、小さな事に気付く暇が無い人が多いのでは無いでしょうか?

こんなこと書いている自分ですら、やることは沢山あって、さらにやりたいことも沢山あって、未来や、自分以外ものに気を取られています。

すると「今」目の前にある、小さな事が疎かになるのですよね。きっと僕に聞こえてくる「感じる」と言う言葉は、この小さな事に気付くと、良いことあるよ。って合図なのでは?と思うのです。

スピードが大事な時代ですが、だからこそその対極にある、「今」目の前にある事に気付いてみましょうよ。そうしたら、きっと大切なものに気付ける。そんなメッセージなのかな?と書いてみてちょっと理解出来ました。

昨日あった良いことを書き出す

毎日朝、

  • 昨日あった良かったこと
  • 今日終わった時にどうなっていたい?

を書き出しています。昨日あった良かったことを書いていると、以外と色々出来てるよね。中々やるじゃ無い!って思うと共に、凄くココロが暖かくなるのです。

これは結構最近始めたことなのですが、感じるとはこんな所からも出来るかも知れません。そうすると段々と、それに似た場面では、「あー楽しいな」「あーしあわせだな」なんて感じることが出来る様になります。

「感じる」ことの手掛かりの一つとして良いのかもしれません。

改めて「感じる」とは?

ここまで書いて、感じるとは、今目の前に起こっている事を味わい尽くす。って事なのかなと思います。視覚と聴覚から得る情報がメインになりがちですが、その場の触覚、臭覚、味覚も総動員して、更に頭に浮かんだ「思い」や「想い」までも含めて、自分で感じ取る。

「考える」の周りにあるものに気付く。こんなことなのかと、思いながら今日は終わりにしたいと思います。

段々と理解が深まってきました(^_^)

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