【書評:超おすすめ】借金2000万円を抱えた僕にドsの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ
先日、Novo Clinicの龍見昇(のぼさん)さんに
と言う本を薦めてもらいました。
(※サンマーク出版の方へ。書影お借りしております。何処か表現等問題ありましたらご連絡くださいm(_ _)m info@shusbox.com )
きっかけ
のぼさんは、独自のNOVO式®ダイエットプログラムを提供しているお医者様。そのプログラムの中の定期診断の時に、
しゅうしゅうはダイエットに関しては「体重が減らない」「これ食べたら太る」って言葉を言うよね。ちょっと考え方や言葉を変えると良いかも
こんな趣旨のことを言われて、この本を紹介してくれました。早速読み始めたのです。
どんな本なのか?
サラ金やヤミ金にまで手を出して、借金2000万円を抱えた著者が「もう、 頼れるものは何もない。
どうか助けて! 神様、仏様、ご先祖様、宇宙様!」と唱えたら「宇宙さん」と言うキャラクターが表れます。
そのキャラクターに導かれて「発する言葉」を変えたら、どんどんと「発した言葉」が現実となって借金を完済し、夢以上の生活を手に入れた。
と言う本です。実際にあったお話し。
ここは裏が取れなかったのですが、想像すると著者の小池さんが、どこかで「良い言葉」を発することで人生が変わる事を知ります。
それを実際に「半分疑いながらも・・・」実践していって見たら、ビックリするくらい、自分にとってよいことが起きていった。
そして最後に本当に借金を返し、さらに自分のお店と、セミナー活動で本当に望む人生を手に入れた。そんな時にどんな「口ぐせ」を実際に口にして、同時に行動と思考を変えていったのか?
それを、小池さんご本人と、もう1人の未来の小池さんとも言える「どsの宇宙さん」とのやり取りを通して「口ぐせ」がどれ位、自分の行動に影響を及ぼしているのか?をとてもわかりやすく、そして面白おかしくお話しをしてくれています。
たとえばどんな例があるの?
本書から引用します。
「世界 一周 し たい!」「 年収 2000 万 になり たい!」 という「 ~ し たい」 オーダー は、
「 今、 世界 一周 でき て い ない、 いつか は し たい な」 という エネルギー を 増幅 さ せる。
結果、 永遠 に「 世界 一周 に 焦がれる」 という 現実 を 生み出す。
つまり、○○したい!と言う口ぐせは、
「今の僕は、仕事も忙しいし、給料も安いし、○○する時間が無いから、仕事が忙しくなくなって、良いお給料をもらえることがもしもあったら、○○したい。でも難しそうなので、きっといつまでも実現出来そうもないよね〜」
って、背後に色々な意味合いを含めながら、「○○したい〜」って言葉だけが表に出てきているわけです。
仮に
「僕は今は年収300万円だけど、仕事の価値を上げて沢山お金を稼いで、マラソンの準備をして、今年の終わりのホノルルマラソンを完走したい。」
ってちょっと、不自然じゃありませんか?
「僕は今は年収300万円だけど、仕事の価値を上げて沢山お金を稼いで、マラソンの準備をして、今年の終わりのホノルルマラソンを完走します!」
って言い切った方がしっくりくる。語尾まで含めて、自分の今の心理状態がしっかりと出てくるんですね。どちらの言葉を話す人が、実際にホノルルマラソンで完走しそうか?と言えば言わずもがなだと思います。
僕の例
今から5年前。僕はとあるセミナーに出ました。3日間、自分で行動する起業家の人達の思考を、洗脳レベルで浴び続けました。そして、「そんな世界があるんですか!絶対にそっちの世界に行きたい!行きます!」と思いました。そして、その日から与えられた課題の「毎日、情報発信をしましょう」を続けています。
当時シンガポールに出向していた僕は、出向のミッションを終え2年後の帰任と同時に会社を辞めることになりました。ちょっと「そっちの世界」を勘違いしていて会社を辞めることが本書で言う「オーダー」だったので、その後華々しく起業家デビューとはなっていません。
でも当時のオーダーはきっちりと叶っているのです。
言葉の大事さ、「口ぐせ」の大事さ
僕のコンサルを受けて下さった人や、お話をした人は、ちょっと立ち入ったお話しをすると、結構な確率でブログを始めます。それは、言葉を紡ぐ大事さ、言葉を紡ぎ続けて起こる変化。をお伝えするからです。
きっと始めて下さるので、わかりやすくお伝えできていると思います。
ブログと日記は違います。ブログはどんなにアクセスが少なくても「対外的」に書いたものです。そのブログに「○○はクソだ」「△△はダメだ」「■■は最低だ」とは中々書きにくいもの。もしも書いているなら、書き続けているうちに「自分の紡ぐ言葉は、マイナス言葉だらけだな・・・」って気付くはずです。
気付いたら、例え同じ事象でも「こんなことがあったんですよね。もしもこれが××になったらもっと良いと思うのです。」と書き換えることをお薦めしています。すると、自分の思考も段々と、人をけなすことから、どうなったらいいのか?と言う提案型の思考になってきます。
口ぐせって誰しも持っているもの
勢いのある起業家さんは、いつもニコニコして言葉が常に前向きです。ガンガンいきましょう!ガッツリやりますよ!そんな言葉が溢れ出てきます。聴く人も、お仕事を依頼するにも頼もしいですよね!
自信の無い人は「そんなこと、僕には出来ないです」「そんなことやってうまく行かなかったらどうするんですか?」「○○さんだから出来るんですよ」と言葉の端々に、自分がやらなくても良いことを並べます。
「ブログ書きましょう」と言えば、出来な理由をこれでもかと並べ、パソコン相談にのれば一言目は必ず「私パソコンが苦手なんです」と判を押した様にいいます。そう言う言葉を並べて「自分がやらなくて良い」理由を自分に言い聞かせているのです。
人の話す言葉と、自分が話す言葉は違います。だから、人の話を聴いて「ああこの人良い言葉を話すな〜」と心地よかったり、逆に「ああ残念だな〜」って違和感を感じたりします。
心地よければ、そのエッセンスを真似したいし、違和感を感じたら、それをうまい具合に相手に伝えられたら良いなって思うのですよね。後者は伝えられないことも多いですが・・・
言葉、口癖が人生を決める
このように、自分が書く言葉、発する口癖は自分の思考そのものです。
を読んで、自分が発している言葉に今一度思いを至らせてみることをお薦めします。
僕も「あー、これ言ってるよ〜(^0^;)」って言う言葉がいくつも見つかりました。気がつく毎にその言葉を言い直して注意しています。自分が発する言葉を、将来ありたい自分が発するだろう言葉に近づけていくこと。それが、自分の人生を、自分の理想の人生に近づけていく唯一の道なのだと思います。
とあるの名言
最後にとある名言をお届けします。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
原文は以下の通りです。
Be careful of your thoughts, for your thoughts become your words.
Be careful of your words, for your words become your deeds.
Be careful of your deeds, for your deeds become your habits.
Be careful of your habits; for your habits become your character.
Be careful of your character, for your character becomes your destiny.
マザーテレサの言葉だとして伝えられることが多いですが、ガンジーの言葉、ブッダの言葉と言う説もあるようです。
そのことを記したWebサイトをご紹介しておきます。誰の言葉にせよ、この言葉が伝えることに変わりはありません。
著者の小池浩さんのWebサイトとブログ
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